2016年7月4日月曜日

「我が子没入型」イクメンは本当に勘弁

これまで小学校低学年の息子と、保育園の娘の父親として、様々な「父親」と接してきましたが、会って本当に気持ちが滅入るのが、我が子没入型のイクメンです。

今の世の中では、育児に積極的に参加する父親が「イクメン」としてもてはやされているせいか、恥もなく自分の子供に没頭する父親が目に付きます。

  • 自分の子供を「くん」とか「ちゃん」付けして、いつもご機嫌を伺っている。
  • 子供に対して「~しようねー」とか「すごいねー」とか、とにかく饒舌。
  • 周りの子供やその親が視界に入っていない。挨拶もしないし、そもそも目を合わせない。

最近特に酷いと思ったことがあったのですが、その時は私と保育園の娘が鉄棒で遊んでいました。そこへ「鉄棒やりたいー」と、娘と同じ年くらいの男の子とその父親が近寄ってきました。そして「--くん、鉄棒やりたいんだね。そうなんだねー。--くん鉄棒やりたいんだー」と大きな声で延々と繰り返しているのです。僕はたまらず、鉄棒をしている娘に「次の子が待っているから」といって鉄棒から離れさせました。するとその父親は「あー鉄棒使えるねーよかったねー」と言って男の子と一緒に遊び始めました。ひとしきり遊ぶと、男の子が「あっちであそぶー」といって鉄棒から離れ、父親も「--くん、そっちいくのー?」といってその場から離れて行きました。その間、その父親は我々親子の方はちらりとも見ず、当然話しかけもしません。我々は誰もいなくなった鉄棒にそろりと近づき、また静かに遊びを再開しました。

まじでありえないと思いませんか?

普通は父親が、自分の子供に「順番だから待ちなさい」と言うとか、私に「すみません」と言うとか、私の娘に向かって「ありがとう」と言うとか、あると思うですが、それらが一切ない。

最近このように、我が子「だけ」にしか興味がなく視界にも入れない父親を度々目にします。全く理解できないので、本当に気持ち悪いです。

イクメンはいいことのようにもてはやされていますが、このような「我が子没入型」は、本当に勘弁して欲しいです。

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