2016年5月14日土曜日

宇宙飛行士 若田光一さんの講演

近所で、宇宙飛行士である若田光一さんの講演があったので行ってきました。

1時間ほどの講演を聞いて最も印象的だったのが、若田光一さんの「快活さ」と「冷静さ」が共存している様、です。

宇宙飛行士として、しかもコマンダー(リーダー)として188日間もの間、国際宇宙ステーションに滞在している間のいろいろな出来事をムービーで紹介してくださったのですが、とにかくやることの多様さが半端ない。最先端の生命科学実験から、自分の採血、ロボットアームの操作、ツイッターでの情報発信、部屋の空気や自分の尿をサンプリング、大型冷却装置からトイレの修理までを、全て自分一人で行っていました。さらに筋肉の衰えを防ぐために毎日2時間の筋トレがあります。とにかくアクティブに動き回っていたようで、見ているだけで目が回るようでした。

一方で、コマンダーとして他の宇宙飛行士の統制を取らなければいけません。そのためには、個人個人の特徴を把握し、チームとしてベストな仕事ができるように、それぞれの出身国の政治的な背景も考慮した統制が必要なのだそうです。様々なことを考慮した冷静な判断力が必要になります。判断に困るときはいつも「bad decision is better than no decision!」と自分に言い聞かせて前進していたそうです。

講演のプレゼンも大変素晴らしく、総合的な人間力、という感じのものが極めて高い印象を受けました。不足がないのではないか、という感じです。

自分も様々なことに挑戦して、まだまだ成長していかなくては、と思いました。

2016年5月9日月曜日

文京区にはイクメンが多い

文京区にはイクメンがとても多いです。

例えば公園に子供を連れてくる親のおおよそ半数は男性です。

そして彼らは単にベンチで見守っていることはせずに、積極的に子供と一緒に公園内を走り回り、一緒に遊びます。
ただ、全体的に、ひたすらに自分の子供にしか目が向かない、「我が子没入型」イクメンが多いです。

朝、保育園に子供を預けに来る親のおおよそ半数は男性です。

みんな子供と楽しそうに、優雅に預けにきます。おそらく朝にゆっくりできる、時間的拘束のない人が多いのでしょう。
スーツを着て、朝9時を過ぎて預けに来る人もいます。
これまで2年以上保育園に毎朝通っていますが、怒鳴っている親を見たことがありません。
ちなみにじじばばが送迎しているうちも1割程度いるように見えます。
また、迎えは9割ほどが女性です。

区立図書館は本当に便利

文京区の図書館は非常に使いやすいです。

本なら同時に30冊程度借りられるので、家族で一枚の借り出しカードがあれば実質的に十分です。我が家はそのことを理解する前に子供の分も作ってしまいましたが。。
我が家では2週間に1回ほど、たいてい大人が単行本や雑誌を5冊程度、子供達は絵本などを8冊程度借りています。
また、数や種類は多くありませんが、CDやDVDも借りられます。
貸し出し期間は2週間ですが、誰かの順番待ちの予約が入っていなければオンラインでさらに2週間延長するための手続きがとれます。
ちなみにあまり良くないことですが、返却が1週間ほど遅れても何の問題もなくその場で次の本を借りられます。太っ腹です。

また、特に便利なのが、予約システムです。
読みたい本をオンラインで予約しておくと、最寄りの図書館で借りる準備が整い次第、メールで連絡をくれます。
文京区の図書館に寄って蔵書が異なるのですが、たとえ最寄りの図書館にない本でも、それ以外の図書館から取り寄せてくれるので、借りるのも返すのも最寄りの図書館で済みます。

ちなみに、あまり良くないことですが、うっかり受け取りに行くのを忘れても、1週間後に自動的にキャンセルされて、次回からも普通に予約や借り出しが出来ます。さすがにこれをあまり繰り返すと注意を受けるのでしょうが、、、

このシステムを稼働させるために文京区もかなり力を入れているようで、図書館の受付の後ろの戸棚には予約した人が受け取りに来るのを待っている本で埋め尽くされ、数人の職員が常にその管理に動き回っています。また、他の図書館から運ばれてくる本や、逆に運び出される本が頻繁に出入りしています。